税金

住民税と都民税の請求書がきてビックリ。今までは税金に一喜一憂してもエネルギーの無駄と思ってとっとと支払って済ませていたけど今回ばかりはさすがに計算してみた…。武蔵野市の市報にも住民税が変わると一面に出ていた号があったなと思い出して再度見てみる。
2倍になっていた。所得税が減税されてトータルで見ればかわりません、みたいなことを書いてたけどそんなのウソだょー!
税金は取りやすいところから取るのではなく、広く浅くとらなければ意味がないという理屈もよくよくわかるがやっぱり負担感はずっしりと。おそらくかなりの人が同じ思いをしてるのかなとふと考えてみる。
下流社会」の著者が「格差が遺伝する!」という本を出していたので読んだが今回の請求書と併せて何か深刻な世の中になっていきそうな予感がしてしまった…。
あ・・・また暗いエントリーになっちゃった。

追記:
その後税金についてあれこれ考えていたらJMMの「ふるさと納税制度」のくだりを思い出した。政争の具になっている感じもあるが納税者が主体的な選択をできるという点において評価できる点もあるということだ。税金の配分をやりくりしてしている人に言わせればとんでもないアイデアという事になるかもしれないが、納税している個人の意識の変容を促進する可能性を考えてみれば挑戦してみて損はないかもしれないとふと思う。もっとも土居氏の言うように納税地を選択できるならいっそのこと使途も選択できるようにすればいいと思った。いっそ源泉徴収もなくしてしまえ!!
武蔵野市の市報も「トータルで見ればそんなに変わりはない」なんて書かずに税源移譲によって市民が負うべき納税の義務はこのくらいになるが、長期的にみてこれこれのメリットはこうなる。くらいの事を書けばもっと建設的な反応もできるのにとふと思う。こういうのを朝三暮四っていうのかな。