イカ天

イカ天の総集編番組をみる。その当時はイカ天そのものは見ておらず、なんとなく知っているだけだったが今日はずっと見入ってしまった。出演者も制作サイドの人もこの番組が人生の転機だったというコメントは本当にそうだったんだろうなぁーと思った。
昭和から平成になったちょうど節目の時期で、番組でも触れていたが美空ひばりも平成元年に亡くなっていたみたい。昭和を代表する歌手がやはり時代とともに退場するというのもその才能なんだと思った。そう考えるとまったくのアマチュアバンドがその年の末にはいきなり紅白に出てしまうというのも時代の要請で、「さまざまな個性があることを世に知らしめた」と言ったのはイカ天のコメンテーターをやっていた吉田氏の言だが、的を得ていると感じた。
バブルが崩壊してともすれば20年ちかくになろうとしている今日この頃だが、この番組を見てあぁ、世の中にはまだまだ埋もれている才能はあるんだなと勇気づけられた気がした。